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プロフィール

 
ウエディング・ヴィレッジが誕生するまでと、代表である村瀬美由紀とはいったいどんな人間なのか、
を知って頂きたくて、お恥ずかしい部分も多々ありますが、私の今までをありのままに書き綴りました。


想像以上に長い文章になってしまい、お読み頂くのは大変かと思いますが、私の「海外挙式への
熱い思い」をひとりでも多くの方にお伝えできればと思っています。


 

大学時代に添乗員派遣会社でアルバイトを始めたのが、私の旅行業界デビューだった。
思い起こせば、約15年前。

就職先は旅行会社しか考えきれず、大手旅行会社をかたっぱしからあたり、
就職試験にチャレンジしていた。

・ ・・が、福岡のしがない私立大学、(福岡市内で石を投げればきっとココの学生に当たるであろう)
出身くらいでは、なかなか希望の大手旅行会社には入れない。
注)同じ出身大学の皆様、失礼致しました(笑) 就職試験に落ちたのは自分の実力です(^_^;)

 

社会人になったら、『営業職』につきたいと思っていた私は、絶対必要になるであろうゴルフを覚える為に、ゴルフ練習場の受付のアルバイトも始めた。

これが功を奏して、練習場のお客様のご紹介で、私はめでたく『旅行会社』に就職する事になった。

就職活動開始時は、大手旅行会社に憧れもあり、入社希望をしていたが、
活動をすればするほど、「旅行の仕事がしたい!」という気持ちが強くなり、次第に
大手であろうが、零細であろうがとにかく『旅行』の仕事ができれば
どこでもチャレンジしたい!!

そんな気持ちになっていた。

 


添乗員アルバイト経験が多少あったとは言え、見るもの聞くもの『???』の毎日。
でも、旅行会社の仕事がとにかく楽しくて、楽しくて、
休みの日にも会社に行って、ニコニコと仕事をしていた。

この会社は現在、福岡市の中心地にある『アクロス福岡』にあり、前身は博多区の結婚式も
多数手がけていたホテル内の旅行カウンター。

JRチケット・航空券販売から、国内旅行・海外旅行の添乗業務、外回りの新規営業、カウンター営業、
はたまたチラシ配布まで、何でもやらせてもらえた。
 

この会社は、いい意味で特殊な旅行会社だったので、その時代から通常のパッケージツアーの販売は
もとより企画手配旅行と呼ばれる(現在は受注型企画旅行と呼ぶ)オーダーメイド型の旅行を数多く手がけていた。

 
 

この会社がアクロス福岡へ移転するか、しないかの時期がちょうど『海外挙式』の創成期だったように
記憶している。

その当時は、まだ
『海外挙式は、国内挙式よりも費用が安く出来る』と宣伝されていた時代。


一般的な「普通の旅行」も、「海外挙式の際の旅行」も、どんな風に中身・内容=本質の部分が
違うのか疑問も持たず、各社のパンフレットをただ並べて販売していた。

「海外挙式」と言うのは、新郎新婦様にとって、一生に一度のものであり、
やり直しのきかない、非常に大切なものであるにも関わらず・・・・・

旅行会社の業務しか知らない私は、マリンスポーツやレストラン予約などと同じような、
オプショナルツアーの一つとしか、「海外挙式」をとらえていなかったかもしれない。
そういう販売の仕方しか、していなかったように思う。
(実は、今もこれが一般的な旅行会社の売る海外挙式のレベルであろうと思う。)

この時代からすでに、海外挙式の際の旅行は
『受注型企画旅行』(オーダーメイド型旅行)
を、それぞれのお客様に応じて、プランニングしていた。一般的なパッケージツアーとは違うものを、
海外挙式のお客様へはご提案していた。

アクロス福岡という、福岡県庁跡地に建った真新しいビル。
パスポートセンターや、旅行会社が同じフロアに5社も入っている、そんなエリアが
私の新しい勤務地(転勤先)だった。

ホテル内の旅行カウンター時代とは、客層も違えば、販売スタイルも旅行単価も違う。
旅行会社入社4年目の、新たなチャレンジの時だった。
 

日曜日ともなると、順番待ちのお客様も出てくる状態の中、
『同じような説明、セールストーク』をただひたすら繰り返していた。

アクロス勤務最初の頃は、まだまだ他社との差別化、ホスピタリティの追求・・・と瞳を輝かせて、
接客にあたっていたが、だんだん、以前のホテル内旅行カウンター時の客層との違いに対する
困惑?いらだち? 現状に対する不満が湧き上がり、仕事に対する情熱が冷めて行くのを
感じ出していた。
 

旅行会社5社がひしめく場所がら、仕方のない現実だが、お客様は少しでも良い?(ように見える)
物を求め、はたまた1円でも安いものを求め、アクロス内の旅行会社フロアの端から順番に各旅行会社を回遊する光景。
 
その方法が悪いとは言わないが、こちらが出した内容を全て他社で出して、それを元に値段をたたいていく、内容の比較すらせずに。

『誠心誠意』そのお客様の事を考えながら提案した旅行内容や、各素材自信を持ち提案した見積もり、
それらのものがまるで価値を見出せないもののように見捨てられていく、そんな状況がほとほとイヤになった。

 

私が今まで培ってきた成功、失敗の経験、自腹での現地視察や、『うちはコンビニか』などと自分でツッコミを入れる程の毎日の深夜残業、それらを経て私が得てきたものを集大成として作り上げた、旅行プラン。

その中には、既製品であるパッケージツアーでは絶対に味わう事の出来ない、
『お客様に喜んで頂きたい為のエッセンス』がいっぱい詰まっている。
 

値段をたたいて回るお客様にはご理解頂けないかもしれないが、作り上げた旅行プランは、
私自身の貴重な財産です。

それをいともたやすくそのまま他社に持っていき、見積りを競合させる。私の出した見積り書をベースに
これから、1000円でも安くなりませんか? と交渉を始める。
 
そういった、『人の思いの通じない仕事』 に、嫌悪感とストレスが増大していった。
 

あえて注釈を入れると、もちろん自由競争のこの世界、こういった事は日常茶飯事だと思う。 
ただ、旅行は実際に旅に出てみるまで、目で見たり、体験したりする事ができない 無形の商品。
机上の書類を見ている時、お客様は『私はこれでいい』と思っていても、実際に旅行に出発してみると
『あ~あ、やっぱり担当者の言っていたほうにしておけばよかった』
なんてこともある。

そういった、出発後の事も見据えてこちらも提案をしているつもりだが、こちらがよかれと思ってやる事も料金面にもある程度影響はあるので、並んでいる数字だけを比較されるお客様には、
到底こちらの気持ちはわかってもらえない。 

こちらの見積りをさらに数字だけ安くした他社の旅行に申込みをされる。
内容が変わっている事に、お客様は気付かずに。 

ひどい時は、こちら側が出した内容と全く違う内容で、料金を提示している旅行会社もある。
お客様は、同じ内容にして、金額を出してくれ、と言っている場合にも。

それで、『その旅行会社よりも、安くできました』なんて言っている。 
でも、これに対してお客様は比較する知識を持ってないので、内容が同じかどうかの判断すらつかない。

私自身の説明不足もあるのかもしれないが、結果的にお客様はクオリティの低い旅行商品を買われ
本来であれば、その旅行先のさらにいい所を感じる事ができる内容だったはずなのに、
結果的に、低品質のサービスしか受けられず、ただの『格安旅行のカモ』として扱われるようになる
のだ。
 

『旅行』と言うものは、自分達の貴重な時間・お金をかけて何ヶ月も前から楽しみに計画をしていくものだ。そこにはお金で買うことの出来ない楽しい思い出も沢山出来る。

それらのものを、お客様に味わってもらう道しるべを作るのが、私たちの仕事。
また自分を、担当者に選んでもらえた事に感謝し、お客様にご提案した村瀬流旅行の中で、
最大限の『満足感』 を味わってもらえるように努力する。

 

価格にばかり神経が集中して、本来のそういった仕事が出来ていない旅行会社に、今でも変わらず疑問と嫌悪感がある。
 

そういった事を考え出した、ちょうどその時、『お客様との意思疎通』が図れない問題が発生。
その他の要因はいくつもあったにせよ、結果的に私はこの一件が引き金となり、
一度は旅行業界を去った。
 

そのお客様からは以前にもお友達数名とのグループ旅行をご依頼頂いたり、ご両親の経営される会社の慰安旅行を私が担当させて頂いたり、とても良好な関係であったと思う。
 

でもそれが崩れてしまった、そんな大事件とは・・・ 
今思えば、何かボタンの掛け違いのような出来事だった・・・ような・・・ 仮にAさんとしよう。
私は依頼を受け、Aさんご自身の海外挙式を担当させて頂き、現地添乗もさせて頂いた。 
無事にステキなご結婚式も終了し、帰国。

細かいところは忘れてしまったが、数日たった頃、何か帰国後の精算業務か何かで
お電話を差し上げた際、私はAさんの逆鱗に触れた。 

Aさんの奥様に用件を伝えお話をしていた、その時、奥様と私の会話を電話のスピーカーで聞いておられたAさんがいきなり、受話器を取られひどく興奮なさっている。

私は何がなんだかわからず、ただひたすら謝っていたように思う。
電話を切った後、そばで残業をしていた先輩に、
『私、何か失礼な言い方してましたか?』
と確認したのだが、先輩も『特に問題なかったと思うけど』の反応。
 

私の言葉使いが悪かったのか、内容に問題があったのか、冷静に判断できる今でも何が悪かったのかが本当にわからない。

後日談だが、Aさんのお母様や、お姉様にも私はその当時、旅行担当者としてお世話になっており、
その一件の後、謝罪と真相が知りたくて、お姉様のところへお伺いした事があった。

お姉様からは、
『その一件は聞いているけど、内容はよくわからない』
といったニュアンスと、弟さんの性格などのお話、私への同情?お気遣い? のような事で
慰められた記憶がある。
 

今でもこの一件は、少なからず私の中で多少の対人恐怖心を感じる体験であって、その時の事をひとつずつ思い出しながら今回、文章に起こす作業はなんとも言えない、苦々しい事だった。

 

知人からのアドバイスもあったが、私が現在の仕事をさせて頂く中で、私は一度業界から去ったのにも関わらず再度復帰した者として、私を知ろうとこのサイトを訪れてくださった方々へ、これはディスクローズせねばならない事だと思い、過去を正直に語っている。
 

私を信頼して大事な結婚式、ご旅行の依頼を検討して下さる皆様へは、現在に至る私自身をお見せしなくては・・・と思っている。
 

私にとってはとてもつながりの深い(・・・と思っていた)、大事なお客様との決裂が 
『もう、この業界に未練はない』と旅行業をやめる決心につながった。
 

でも、今、この文章を書いていて思うのは、嫌気のさしていた旅行業と、この出来事を自分の中では因果関係でつなげて、結果的には『会社を辞める理由』にしていただけなのかもしれない、と。

 
 

旅行業界を一度退出し、2つほど全くの異業種を経験した。
ひとつは、『動物病院勤務』、
またひとつは新規法人開拓営業のど根性の『営業会社』
 

異業種の世界は今までの私の甘えた姿を一喝するようなものだった。 
動物病院勤務では、『自分は人間である』という事を意識しながら、他の様々な生き物と関わり、 
『生命』と向き合う仕事でシリアスな世界を経験した。
毎日の日常の中で、こんなに涙を流す日々もそうはないだろうと思った。
 

この動物病院勤務時代も、実は常に友達や、過去のお客様からのご相談などで一緒に 旅行プランニングをやったり、仲の良かった旅行会社の担当者に紹介をして、私も交えて 旅行立案をやったりしていた。 やっぱり楽しかった。。。。
 

また、動物病院勤務と、ど根性営業会社の間に約半年間、大手旅行会社のカウンター営業の
アルバイトをやった。

このカウンターは来店のお客様数がとても多く、毎日、既存のパッケージツアーをただ空席照会して、
予約をいれていく単純作業。私にとってはとてつもなく性に合わない販売スタイルだった。

同じ「旅行会社」でも、こんなにも販売の仕方、販売するもの、販売スタイルが違うのか、と
性に合わない中でも、それはそれとして、新たなる研究になったと今でも思っている。
 

オーダーメイド型の旅行を提案してあげたいお客様も多かったが、時間的にも旅行素材的にも不可能。
・・・と言う状況でも、ついつい手のかかるその業務に手を出して、上司にはかなり嫌がられていた(笑)

『数がさばけるパッケージツアーを売ってたらいいんだ』
と上司は、内心思っていただろう。

でも、そのぶん、お客様にもたくさん喜んで頂けてたので、やはりやり甲斐と満足感はあった。
 

以前働いていた旅行会社との違いを、いい意味でも、悪い意味でも比較しながら働いた。
しばらくの間、旅行業を離れていた私にとって、このアルバイトは本当に毎日また、楽しい日々であった。

『私はなんで、旅行業を辞めたんだろう?』
『でも、やっぱりこの業界に戻るのはなんだかなあ・・・』 などと思いつつ。

 

そして、まだまだ旅行業以外の世界を知りたかった私は、次の世界へ入った。

 

ど根性の営業会社では、本社、支店を含めて営業マンが80名くらい在籍する中で、女性は私を含め、たった2名。
男性新入社員も午前中テレアポをしていたかと思えば、午後には退職届を出すといった事が日常茶飯事の厳しい世界。
この会社には約2年在籍したが、これはこれで私にはある意味、水があっていて、かなりの体育会活動をさせてもらえた楽しい!? 勤務経験だった。 
注:でも、絶対復帰したくはない(笑)
 

旅行業以外で働いている間も、どうしても『旅行』の事が気になり、旅行会社の前を通れば パンフレットに目が行き、それよりももっと気になるのが、カウンタースタッフがどういった接客をやっているかや、どんな旅行商品を勧めているんだろうというような、『販売側』のことであった。
 

そんなこんなで2つの異業種を経験し、想像していた以上の厳しい営業の世界を知り、
自分が求めていたテーマは一応達成?解決?できたという、自己の勝手な認識のもと、
私はある思いを固めていった。 
やっぱり旅行業から、完全には抜け出せないでいる自分を素直に?認めた。
 

旅行会社を退職した後、私は漠然と『 起業したい』と考えていたのだが、この意識がこの時期
はっきりと育ってきている事を認識した。

そして私はある思いを固めていった。 

『私はやっぱり旅行業が好きなんだ』

 
 

そんな時、私はオーストラリア挙式専門会社・福岡支店オープンのニュースを聞きつけた。
『うん!これはいい!』
私には旅行業をやりたいという思いは膨らんでいたが、既存のパッケージツアーを販売するだけの仕事や、日帰り温泉からヨーロッパまで何でもござれ!的な一般旅行業に興味は全く無かった。
 

何か専門性のある、コンサルティング的要素の含まれた旅行業、
しかも自分自身がこのテーマは好きだ!打ち込むことが出来る!と思えるもの・・・、
これが私の求めている旅行業だった。 

そんな思いに『海外挙式』はピタリとあてはまった。

海外挙式会社である、この福岡支店オープン予定だった会社は、ブライダル業でありながら、
旅行業ライセンスも持っており、 海外旅行業務経験者を必要としていた。
 
以前、勤めていた旅行会社では、ハネムーン・新婚旅行提案を得意にしていた事や、
その当時から、海外挙式販売経験、(あまり挙式に『販売』という言葉は使いたくないのだが) も
あった為、海外挙式をもっと深く知りたい、究めてみたいという気持ちが強くなっていった。
 一にも二にもなく、入社が決まった。
 

この会社は、東京青山にも支店(現在は本社?)がある会社で、オーストラリア挙式のほかにも
ウエディングドレスのレンタルや、オーダー販売もやっていた。このお陰でウエディングドレスなど
婚礼衣装に対する最低限の知識も養われた。
 

旅行部での私の仕事は、オーストラリア挙式の提案・手配、それに伴う旅行提案・手配がメインでした。
一般的な旅行会社で育ってきた私には、海外挙式会社の「旅行」というものは一種独特のものに感じた。

あくまでも、『挙式』が目的の海外渡航である為、
旅行提案はひたすら『いい挙式の為の旅行』に焦点が絞られていた。 

一般旅行の提案の際には、旅行会社自身が気にしていたフライトスケジュール、出発地、料金etc・・・。
ひとつの例を挙げると、、、この時、福岡からはオーストラリア行きの飛行機が曜日限定のフライトであった。
運航日以外に出発をしたい場合は、関西や成田まで国内移動をしなければならなかった。

 

そんな時、私たち一般旅行会社の人間は、
『この曜日は、福岡からフライトがないので、曜日を変えますか?』
みたいな認識で、旅行をスムーズに行う視点で話を進めていた。

が、しかし、こと、目的が結婚式になると、飛行機が飛んでいるか飛んでいないか、くらいで
大事な結婚式の日取りを変えるなんて・・・・・
とか、

ご参列者の皆様のスケジュールもあるので、それを優先で考えよう・・・などと、

『目的=結婚式』 ありきの考え方で旅行プランニングも進んでいく。

まず、こういった現状にも前職の旅行会社時代との業務のやり方に大きな違いがある事がわかり、
なるほどなあ・・・と感じた。
 

この他にも、出発地がご参列者によってばらばらのケースも多々あり、全国各地の空港からの手配が
必要であったり、ホテルもただデラックスにすればいいのではなく、挙式をあげるカップルが『挙式』を
目的とし、滞在が快適であるようにホテル、お部屋選びをしなくてはならなかった。
 
また、カップルだけでなく、ご参列のゲストへの心遣い、両者の良好な関係作りのお手伝いも
私たち挙式会社の大事な仕事のひとつでもあった。
 

とにかく、ここでは書ききれないくらい、
『海外挙式会社の旅行』と、『一般旅行会社の提案する旅行』
の違いを経験した。

私は前職で、ハネムーンや海外挙式にある程度関わっていたし、オーダーメイド型の旅行も
日々の業務で普通にやっていたので、特にこの挙式会社でも問題はなかったが、
これが一般の旅行会社カウンター業務しかしていなかったら、『挙式会社の旅行』というものになじむまで相当時間がかかったであろうと思う。
 

この会社では、挙式会社の旅行業務のほかにも沢山学ばせてもらった。
『挙式』 販売自体は、もちろん本業であるため、独自の販売方法・トーク・ポイントがあり、
前職で挙式販売していた時の 『視点』 『販売方法』 とは全く違うやり方であった。
挙式については、言うに及ばず、『やっぱり本職だな、凄いな』と舌を巻いた。
 

旅行会社が勧めている海外挙式がいかに、うわべだけのものかがわかった。
パンフレットに書いてある一般情報だけを説明し、現地事情は何もわかっていない、海外挙式を構成
する写真、ヘアメイク、コーディネーター等々の品質をわかっていない、
これはとても恐ろしい事である。

 

一生に一度のやり直しのきかない、大切な節目である結婚式。
それを一般のレジャーである旅行商品と同じように扱い、なおかつひどい事に、旅行を売るための
『オプショナルツアー』のひとつくらいにしか挙式を捉えていない。
 
私は思う。 大切な結婚式を、日帰り温泉や列車のチケット、航空券などと同じレベルで販売する事自体、理解しがたい現実であると。
一般の旅行業だけの知識しかない場合、お客様の満足のいく『海外挙式』が果たして作れるのであろうか?
と疑問をずっと持ち続けている。
 

『海外挙式』と言うのは、
『挙式』・『旅行』・『衣装』で成り立っているので、どれが欠けてもダメ!!

この会社のオーストラリア挙式に対する
『こだわり』・・・私はその当時、これが好きだった。
 
でも、ただひとつ残念なことに、何にも得手・不得手があり、『挙式』が本職である、海外挙式会社では『旅行畑』で育った私のような者には、社内で出来る旅行手配の限界を感じ、物足りなさを味わっていた。
 

旅行手配での取引先の制約、自社のオペレーションシステムに対する疑問など、
『一般の旅行会社での常識』が『挙式会社の旅行部』では通用しない。

海外挙式がわかってくるのに伴い、自分が求めている物とのギャップも感じ始めていた。

さらに、この会社では、オーストラリアが専門であった為、それ以外の国や都市を希望されるお客様への提案素材があまりに少なく、あったとしても、自社商品であるオーストラリア挙式くらいのクオリティの高さを他国挙式商品に求める事は不可能だった。
 

さらに、あえて批判を覚悟で言うとするなら、旅行業ライセンスを持っている会社とは言えど 私個人の
意見で言うと、『オーストラリア』以外を他国とすれば、旅行業に関する他国の知識、旅行提案は
ほとんど存在していなかった。(一部のスタッフを除き)
 

旅行業で育って、航空券の発券から添乗までやってきた私にとっては、自分がやりたい業務が出来ないという窮屈な思いが強くなり、

『オーストラリア挙式だけを販売したいわけじゃない!』
『それぞれのお客様の、それぞれのご希望にあった海外挙式を提案したい!』

というところへ情熱が傾いていった。 自分の求める、『海外挙式』・『旅行』の提案、それらのものが会社の意向とそぐわなく なってきた。後は早かった。
 

自分が提案するものに自信を持っていた私は 『独立』 『起業』
を決意した。

 
 

来店されたカップルのみなさんから、よくこんな質問を頂きます。

『おススメの海外挙式(場所)ってどこですか?』
 

そんな時、私はいつもこう答えます。 
『おススメの海外挙式(場所)と言うのは、それぞれのお客様によって異なりますから、
お話しを伺って初めて、おススメの海外挙式をお伝えする事ができますね』と。

それと、補足するならば、

『おススメという意味ではありませんが、一般的に挙式数が多い場所は○○ですよ』と。
 

つまり私がお伝えしたいのは、『挙式』と言うのは、それぞれのカップルのみなさんが大事にされているものを形に表した夢の舞台なのです。

その大事にしておられるものを最大限、表現できる場所は世界中のどこなんだろう、どの教会(会場)なんだろう、と自分自身の頭と心の引き出しを沢山引っ張り出しては、引っ込めてという繰り返しをしていきます。
 
カップルのみなさんと、コーディネーターの私とで一緒に夢の舞台である『結婚式』
作り上げていきたいといつも願っています。
 

また、『旅行』に対して思うことは・・・
旅行と言うのは、
『計画をしている時の楽しさ』・『旅行中の楽しさ』・『帰国後の思い出話をしている時の楽しさ』
3つの楽しさが味わえます。
 
これらを全て、お客様と一緒になって作り上げるのが私たちコーディネーターの仕事だと思っています。
私は、空席があるかどうかパソコンを叩くだけの、旅行会社には絶対なりたくありません。
 

『今日、ここに話を聞きにきてよかったです。テンションが上がってきて、楽しみになってきました♪』 
手前味噌になりますが、ご来店されたお客様からよく頂戴するお言葉です。 
でも、旅行ってこういうもんだと思うんですよね♪

旅行担当者の話を聞きながら、まだ見ぬ夢の世界に思いをはせる、
誰でもテンションあがってきちゃいますね。
いいなあ~、旅行業って。
ご提案した夢の世界を現実のものに作り上げる、これが私の責任です。

 

私のこんな考え方、どのように思われたでしょうか? 最後にもうひとつだけ、
これから海外挙式をしよう!と計画しておられる幸せカップルの皆様へ
 

『自分達が信頼できる担当者と出会えるまで、探し回ってください。』

『自分達が大事にしているものを心から理解してくれる、また、その価値観を共有する事が出来る挙式会社・担当者に依頼をなさってください』
 

海外挙式の依頼をしてから、短くても約3ヶ月、長ければ1年以上、その挙式会社や担当者と付き合うことになります。
みなさんの大切な結婚式を価値観の合わない相手と作り上げる事など絶対に出来ません。
これらの過程もたやすい事ではないのもわかっていますが、ご自分達の一生一度の結婚式です。
自分達の満足の行く結婚式にしてくださいね!! 
喜びに満ちた幸せな笑顔を周りの方々も見たいですしね♪ がんばりましょうね♪
 

かなりの長編になりましたが、ここまでお読み頂きました事、深くお礼申し上げます。 
こんなウエディング・コーディネーターですが、(^_^;) 色々な夢を持たれた皆様にお会いできるのをこれからも楽しみにしております。
ありがとうございました。